2007年5月 8日 (火)

引用とサンプリングとヒント..1

おひさしぶりです。10日ぶりになります。

今日からはタイトルにあるように
ピチカートの楽曲において影響を与えたであろう
アーティスト・楽曲ついて検証してみたいと思います。

ピチカートの曲を聴いていると『おや?』とか
『アレ?』とか『あーこれか!』とか『ニヤッ』とか
経験した事がある人は少なからずいるのではないでしょうか?

よくいわれる「元ネタ」というくくりで
『あの曲はこの曲が「元ネタ」になってる』とか
この曲のこの部分はこの曲をサンプリングしている』とか。

まあ、そんな聞き方はマニアックな聞き方だし
別にそんな事を気にしなくても曲の良さには変わりはないのですが
曲の背景になっているものを探すのも一つのゲームみたいな
感じで楽しめますし、なによりそれを知る事で様々な音楽に
出会えるのが大きいと思っています。

いわゆる『元ネタ』の曲を聞いて『これって盗作?』と思われる場合も
あるかと思いますが、そこらへんは微妙なところで、
例えば今日のyahooニュースにありますが、
中国の「石景山遊楽園」の知的所有権の問題。
アレは、やはり「パクリ」でないかと(笑)。
でも、あのぬいぐるみ達にはなんともいえない「味」があり、
個人的にはあのチープな感じが大好きです。

ピチカートの楽曲の場合はやはり彼等が影響を受けた
音楽に対する真摯な愛の表現(大げさ)だと思っていますので
やはり「いただいた」のとは違うと思っています。
この辺の話は人それぞれ感じ方が違うと思いますので
あまりここでは多くを語らない事にしておきます。

ここに挙げた楽曲は『元ネタ』という事とは別に
どれも素晴らしい音楽ばかりですので、ピチカートの曲が
好きで、より深くピチカートの事を知りたいという場合に
ぜひ聞いてみてください。

前置きが長くなりました。もう一つだけ。
ハードなピチカートマニアの方々、「これがない」とか
「こんなのもある」「それはちがうんじゃない?」とか
是非教えてください。よろしくお願いします。


Audrey

■オードリー・ヘプバーン・コンプレックス
●5th Dimension『GIRL'SONG』
01the_magic_garden
ジョン・ウィリアムズが作った『おしゃれ泥棒』
(オードリー・ヘプバーン主演の映画)のコード進行にインスパイア
されたというピチカートのデビュー曲。
イントロのフレーズがフィフス・ディメンション『GIRL'SONG』の
イントロ部から引用されていますね。

■ちょっと出ようよ
●Paul McCartney『RAM ON』
01paul
高浪さんが書いたこの曲を小西さんが聴いてポールの曲を
イメージしたということでウクレレがかわいい『RAM ON』同様
のウクレレがフィーチャーされています。


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■サマータイム・サマータイム
●ビンス・ガラルディVince Guaraldi『LINUS AND LUCY』
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ウディ・ハーマンやカル・ジェイダー等と活動したジャズピアニスト。
スヌーピーのサントラをいくつか残しておりその中の1曲
『LINUS AND LUCY』のイントロがそっくりですね。

■皆笑った
●ハーパース・ビザールHarpers Bizarre『THE DRIFTER』
●ロジャー・ニコルス・スモール・サークル・オブ・フレンズ
Roger Nichols & The Small Circle Of Friends
『KINDA WASTED WITHOUT YOU』

●フィフス・ディメンション5th Dimension『PAPER CUP』
02_9
メロディやリズムアレンジ、チョットしたフレーズがこの3曲を聴くと
ヒントを得ている感じですね。

■連載小説
●ポール・ウィリアムスPaul Williams『SOMEDAY MAN』
●はっぴいえんど『風をあつめて』
●はっぴいえんど『風来坊』
●バッファロー・スプリングフィールド
BUFFALO SPRINGFIELD『ON THE WAY HOME』

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Aメロの部分は『カップルズ』のインスト集で『SOMEDAY MAN』を歌うと
歌えてしまいます。アレンジ面でのはっぴいえんどの影響もうかがえますね。
間奏のストリングスのアレンジはバッファロー・スプリングフィールドの
『ON THE WAY HOME』から。

■アパートの鍵
●西田佐知子『くれないホテル』
●ジャッキー・デ・シャノン
Jackie de Shannon『So Long Johnny』

04_7_2
筒美京平さんが書いたバカラック調の曲。
それをさらにバカラック調にした感じの曲になっていますね。
バカラックが書いたジャッキー・デ・シャノンの曲も
ヒントになっていますね。

■そして今でも
●フィフス・ディメンション5th Dimension『UP,UP,AND AWAY』
●ロジャー・ニコルス・スモール・サークル・オブ・フレンズ
Roger Nichols & The Small Circle Of Friends『Love So Fine』

●ディオンヌ・ワーウィックDionne Warwick『サンホセへの道』
●ニルソンNilsson『WITHOUT HER』
05_10
フィフス・ディメンション『UP,UP,AND AWAY』と
ロジャー・ニコルス『Love So Fine』の2曲の影響が大きい曲ですね。
サビのメロディはディオンヌ・ワーウィック『サンホセへの道』を彷佛させます。
そしてそのサビの転調は『ピチカートソングブック』で小西さんが書いていますが
ニルソンの『WITHOUT HER』の影響とのこと。なるほど。

■憂鬱天国
●ニール・ヘフティNeal Hefti『おかしな二人The Odd Couple』
●ソニー・ロリンズSonny Rollins『Alfie/Alfie's Theme』
06_11
ニール・ヘフティはアレンジャー、作曲家として数多くの作品を残した
人ですが映画音楽も傑作が多くその中の一枚『おかしな二人』の
サントラからの一曲を引用しています。
それと、主題歌をバート・バカラック&ハル・デイヴィッド・コンビが
担当したサントラ『Alfie』からソニー・ロリンズが演奏する
『Alfie's Theme』からも影響大です。

■パーティー・ジョーク
●カウント・ベイシー&ニール・ヘフティNeal Hefti&Count Basi『CUTE』
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カウント・ベイシーとニール・ヘフティの競演盤の中の1曲で
ニール・ヘフティが作曲した『CUTE』のフレーズが引用されています。

■いつもさようなら
●ロジャー・ニコルス・スモール・サークル・オブ・フレンズ
Roger Nichols & The Small Circle Of Friends『I CAN SEE ONLY YOU』

08_5
この曲もまたロジャー・ニコルスのイメージを意識した1曲ですね。


Bellijpg

■惑星
●アーチー・ベル&ドレルズArchie Bell & The Drells『TIGHTEN UP』
●マービン・ゲイMarvin Gaye『WHAT'S HAPPENING BROTHER』
●マービン・ゲイMarvin Gaye『DISTANT LOVER』
●ダニー・ハサウェイDonny Hathaway『LOVE LOVE LOVE』
01_13
これらの曲を聴くとアレンジやメロディ、コーラス、音色など見事に
ブレンドされていてピチカート流の「ソウル・ミュージック」になっています。

■誘惑について
●カーティス・メイフィールドCurtis Mayfield『BACK TO THE WORLD』
●デルフォニックスThe Delfonics『BREAK YOUR PROMISE』
02_10
全体的なアレンジはカーティス・メイフィールドの曲からの
影響がうかがえます。メロディのスイートな感じはデルフォニックスや
スモーキー・ロビンソン、etcのイメージが漂っています。

■聖三角形
●ビリー・ポールBilly Paul『Me and Mrs』
●カーティス・メイフィールドCurtis Mayfield『ONLY YOU BABE』
03_10
ビリー・ポールの不倫ソング『Me and Mrs』の影響が大きい曲です。
リズムアレンジはカーティス・メイフィールドの曲からの影響が。
ライブではよりそのリズムアレンジが強調されていますね。

■ワールド・スタンダード
●プレファブ・スプラウトPrefab Sprout『ENCHANTED』
04_8
アレンジのイメージが似ていますね。

■カップルズ
●スティービー・ワンダーStevie Wonder『ITAIN'T NO USE』
●ママス&パパスMamas & The Papas『PEOPLE LIKE US』
05_9
イントロのコーラスがスティービー・ワンダーの曲から。
メロディのヒントはママス&パパスの曲を聞くと影響を受けたのが
わかりますよ。

■日曜日の印象
●スピナーズSpinners『COULD IT BE I'M FALLING IN LOVE』
●ヤングラスカルズYoung Rascals『AGIRL LIKE YOU』
06_12
トム・ベルがプロデュースしたスピナーズのヒット曲からのアレンジを
下敷きにした曲。メロディはヤングラスカルズの影響でしょうか。

■水泳
●レイ・テラスRay Terrace『WADE IN THE WATER』
Ray
「IMAKE A FOOL OF MYSELF」が有名なレコードですが
「水泳」のブーガルーアレンジのアイディアはこの曲からではないかと。

■これは恋ではない
●ホール&オーツDaryl Hall & John Oates 『I Cant Go For That』
●アソシエイションThe Association 『TOY MAKER』
07_7
アレンジがホール&オーツやアソシエイションを聞くとニヤリとします。
歌詞中に『〜ラジオから流れているいとしのエリー〜』という一節が
ありますが『いとしのエリー』がヒットしたのが1979年。
という事は、歌詞中の「夜のドライブ」は1979年とか80年頃だとすると
その当時日本でもブレイクしたホール&オーツの曲のイメージを
しのばせたのかなと...でもこの推理はキビシいですね(苦笑)
リズムアレンジの感じはブッカーT&ザ・MG’sの感じも。

■神の御業
●トレドウィンズTradewinds『ONLYWHEN I'M DREAMIN』
08_6
イントロの印象的なピアノのイメージを引用しています。

つづく。

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2007年5月 9日 (水)

引用とサンプリングとヒント..2

本日は『女王陛下のピチカートファイブ』と『月面軟着陸』の2枚の
アルバムをピックアップです。


On_her

■オードリィ・ヘプバーンの休日
●ミッシェル・ルグランMichel Legrand
『PLAYING THE FIRLDS』「華麗なる賭け」O.S.T

01_14
ミッシェル・ルグランが音楽を担当した映画「華麗なる賭け」の
サントラから『女王陛下の〜』は多くの影響を受けていますね。

■恋のテレビジョン・エイジ
●ジョー・ジャクソンJoe Jackson『STEPPIN' OUT』
●バッファロー・スプリングフィールド
BUFFALO SPRINGFIELD『ROCK 'N' ROLL WOMAN』

02_11
ジョー・ジャクソンの曲でこの1曲だけが好きだと以前、
小西さんが言ってました。
コーラスはバッファロー・スプリングフィールドの
曲から引用されています。

■ナイロビの女王陛下
●ローリング・ストーンズThe Rolling Stones『悪魔を憐れむ歌』
03_12
この曲から大胆なサンプリングがされています。
現行盤ではこのサンプリング故かカットされています。

■スウェーデン娘
●アラン・ゴラゲールAlain Goraguer
『J'IRAI CRACHER SUR VOS TOMBES』

Claude_bolling_2
映画『墓に唾をかけろ』のテーマからこの曲はヒントを
得ているのではないかなあと思います。

■自白剤
●ビーチ・ボーイズThe Beach Boys『DIAMOND HEAD』
04_9
雰囲気がよく似ています。

■陽動作戦
●ミッシェル・ルグランMichel Legrand
『PLAYING THE FIRLDS』「華麗なる賭け」O.S.T

05_11
この曲もまたこのアルバムからインスパイヤされています。

■バナナの皮
●ビーチ・ボーイズThe Beach Boys『THE LITTLE GIRL ONCE KNEW』
●タートルズThe Turtles『HAPPY TOGETHER』
06_13
上記2曲のエッセンスがちりばめられていている
高浪さんらしい素晴らしい曲です。

■ホームシック・ブルース
●サイモン&ガーファンクルSimon and Garfunkel『Mrs.ROBINSON』
●モンキーズThe Monkees『恋の終列車』
●ナンシー・シナトラNancy Sinatra
『THESE BOOTS ARE MADE FOR WALKIN'』

07_8
サイモン&ガーファンクル+モンキーズの影響がうかがえる曲ですね。
エンディングのホーンはナンシーシナトラの曲からの引用でしょうね。

■女王陛下よ永遠なれ
●ミッシェル・ルグランMichel Legrand
『HIS EYES HER EYES』「華麗なる賭け」O.S.T

●アル・クーパーAl Kooper『UNREQUITED』
08_7
ミッシェル・ルグラン本人が歌う「華麗なる賭け」からのこの曲と
アル・クーパーの曲からの影響が大きい1曲。
小西さんがルグラン、アル・クーパーになりきって(?)
歌い上げています。

■夜をぶっとばせ
●ディオンヌ・ワーウィックDionne Warwick『サンホセへの道』
09_8
間奏のホーンアレンジで『サンホセへの道』のメロディが
引用されています。

■ゴーゴー女王陛下
●クール&ギャングKool&The Gang『FUNKY STUFF』
●アート・オブ・ノイズArt Of Noise『BEAT BOX』
10_5
現行盤ではカットされてしまっている曲です。
これもまたサンプリングの問題からなのでしょうか?
近田春夫さんの曲もサンプリングされているようですが
確認できませんでしたので情報お待ちいたします。


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■ パーティー・ジョーク
●スパンキー&アワー・ギャングSpanky and our Gang
『SUNDAY WILL NEVER BE THE SAME』

●スイングル・シンガーズThe Swingle Singer『SOLFEGGIETTO』
●三保敬太郎『11PMのテーマ』
01_16
イントロのメロディ(アレンジ)の感じがスパンキー&アワー・ギャングの
曲の雰囲気に似ているかなと。
アレンジはスイングル・シンガーズスタイルということで
とりあえずピックアップしておきます。そして歌っているのが
伊集加代子+岡崎広志の11PMのコンビです。

■誘惑について
●ソウルIIソウルSoul II Soul『KEEPON MOVIN'』
02_12
Soul II Soul=グランド・ビートでやってみました的な
アレンジの1曲です。

■皆笑った
●『ALL THAT JAZZ』O.S.T.
●ローラ・ニーロLaura Nyro『RHYTHM&BLUES』
●ローラ・ニーロLaura Nyro『WEDDING BELL BLUES』
03_13
高浪さんアレンジのこの曲のリハーサルをを聞いた小西さんが
「ミュージカルのリハーサル」のようだということで
イントロのセリフを映画「ALL THAT JAZZ」(ボブ・フォッシー
監督のミュージカル映画)からサンプリングされています。
リズムアレンジやエッセンスはローラ・ニーロの曲を連想させます。

■指切り
●リトル・ビーバーLittle Beaver『PARTY DOWN』
04_10
「リズム・ボックスを使ったピチカートの曲は
リトル・ビーバーからの影響からです」との小西さんの
発言がありますが、この曲を聞くとその影響を感じられるはずです。

■ちょっと出ようよ
●ペレス・プラードPerez Prado『CEREZO ROSA』
05_12

■セックス・マシーン
●ジェイムス・ブラウンJames Brown『SEX MACHINE』
06_14
タイトルそのままにピチカート流の「セックス・マシーン」です。

■ リップ・サーヴィス
●モーメンツMoments『SEXY MAMA』
07_9
甘茶ソウルですね。アレンジ面で影響を受けているかなと思います。

■ ボーイ・ミーツ・ガール
●ヤング・ホルト・アンリミテッド
Young-Holt Unlimited『SOULFUL STRUT』

Young
田島・高浪・小西の3人が歌う短い曲。『SOULFUL STRUT』が
サンプリングされています。

■アロハ・オエ・ブルース
●マーティン・デニーMartin Denny『SAKE ROCK』
08_8
エキゾティック・ミーツ・ハワイという感じでマーティン・デニーの
曲のリズムパターンを引用しています。

■これは恋ではない
●細野晴臣『HOSONO HOUSE』
●ジェイムス・ブラウンJames Brown『FUNKY DRUMMER』
●ビートルズBeatles『GRASS ONION』
●パブリック・エナミー『BRING THE NOIZE』
09_9
当時はユニコーンのメンバーだった奥田民生が参加した1曲。
イントロの「top40」のアナウンスは細野さんのファーストから。
その他上記の曲がサンプリングされていますが、まだクール&ギャングや
ロシュフォールの恋人他、色々サンプリングされていますね。
現行盤ではこれもサンプリングの問題からでしょうかカットされています。

■カップルズ
●ビートルズThe Beatles『LOVE YOU TO』
●デイヴ・ペル・シンガーズDave Pell Singers『OH'CALCUTTA』
11_1
ビートルズでのジョージの曲「LOVE YOU TO」のシタールのサンプリングから
始まり、アレンジはデイヴ・ペル・シンガーズの「OH'CALCUTTA」のカバーを
下敷きにしていますね。


つづく。

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2007年5月10日 (木)

引用とサンプリングとヒント..3

本日は『学校へ行こう O.S.T.』から『女性上位時代』までを
検証してみたいと思います。


Hi_guys

■大人のチャチャチャ
●セルジュ・ゲンズブールSerge Gainsbourg『La Nuit D'octobre』
02_13
「大人になりましょう」のかわいらしいインスト版。
ゲンズブールの曲からアレンジは引用されています。

■校庭の宇宙人
●ペリー&キングスレイPerry & Kingsley『BARNYARD IN ORBIT』
01_18
ディズニーランドのエレクトリカル・パレードを作った事で有名な2人。
そのペリキンのアルバムからこの曲のアレンジは影響を受けていますね。


This_years

■女性上位時代♯1
●トレイシーTracie『TRACIE RAP』
●ダン・ペンDan Penn『NOBODY'S FOOL』
●フレダ・ペインFreda Payne『EASIEST WAY TO FALL』
●ローラ・ニーロLaura Nyro『SEXY MAMA』
03_14
3つのサンプリングからなるこの曲は、印象的な
ピアノとオルガンの『NOBODY'S FOOL』、
ドラムがサンプルされている『EASIESTWAY TO FALL』、
そしてローラ・ニーロの「STRANGE DAYS...」という声が
サンプリングされています。この曲のアイディアは
ポール・ウェラーのレーベル「レスポンド」からデビューした
トレイシーの曲からでしょう。ポール・ウェラーがトレイシーに
質問していくという同じシチュエーションの曲です。

■大人になりましょう
●モホークスThe Mohawks『THE CHAMP』
●スティービー・ワンダーStevie Wonder『Signed, Sealed and Delivered』
04_11
ヒップホップの世界では定番のネタとして有名でしょう。
ピチカートもしっかりサンプリングしています。
曲のリズムの感じなどスティービー・ワンダーの曲を彷佛させます。
そして曲中の様々な日本映画、テレビからの「セリフ」の
コラージュは喜多川隆+沼田元気の両氏によるものです。


Tokyoparislondon

■THE SOUND SPECTACULAR
●『Stereo Spectacular Demonstration & Sound Effects』
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このあとピチカートの曲、小西さんのプロデュースの曲で
いたるところに登場するサウンド・ロゴ
「A NEW STEREOPHONIC SOUND SPECTACULAR」は
このレコードから。いわゆるステレオ・チェック用のレコードです。

■サンキュー
●ハーツ・オブ・ストーンHearts of Stone
『IF COULD GIUE YOU THE WORLD』

●ニルソンNilsson『TENLITTLE INDIAN』
●ディー・ライトDeee-Lite『GOOD-BEAT』
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Hearts of Stone、Nilssonの2曲から大胆にサンプリングされています。
その他ドラムのフィル・インをDeee-Liteのレコードからサンプリング
されていますが、なんとそのDeee-Liteのレコードは高橋幸宏さんの
ドラムをサンプリングしています。


Readymade

■ジンクス
●ルイス・プライスLewis Price『SHADRACH』
●ランバート・ヘンドリックス&ロス
Lambert, Hendricks and Ross『BIJOU』

07_10
ピチカート初期のレパートリー。
この2曲からインスパイヤされた曲でメロディ、アレンジとも似ていますね。

■No.5
●メル・トーメMel Torme『COMIN HOME BABY』
08_9
いろいろカバーがありますがここではメル・トーメの
バージョンを挙げておきます。コーラスやアレンジが引用されています。


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■私のすべて
●アート・ヴァン・ダムArt Van Damme『CHEEK TO CHEEK』
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アート・ヴァン・ダムはアコーディオン・プレイヤーで
上質なカクテル・ミュージックというかクールジャズが聞けます。
その彼の1955年のアルバムから『CHEEK TO CHEEK』から
メロディを引用しているかなと。

大人になりましょう
●スライ&ザ・ファミリー・ストーン
Sly & the Family Stone『FAMILY AFFAIR』

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こちらのアルバムバージョンではスライ&ザ・ファミリー・ストーンを
再現したアレンジでそのスライの曲がサンプリングされています。
小西さんが涙したという細野さんのベースがかっこいいですね。

■ベィビィ・ラヴ・チャイルド
●スモーキー・ロビンソン&ミラクルズ
Smokey Robinson&Miracles『TRACKS OF MY TEARS』

03_15
高浪さんらしくライチャス・ブラザーズのフレーズ(サンプリング)が
登場。コーラスのイメージはスモーキー・ロビンソン&ミラクルズを
彷佛させます。

■トゥイギー・トゥイギー
●ディオンヌ・ワーウィックDionne Warwick『ANOTHER NIGHT』
●ベンチャーズVentures『HAWAII FIVE-O』
●ジミー・スミスJimmy Smith『THE CAT』
●ラロ・シフリンLalo Schifrin 『THE MAN FROM T.H.R.U.S.H.』
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イントロの『ANOTHER NIHGHT』、ドラムフィルが『HAWAII FIVE-O』、
リズムを『THE MAN FROM T.H.R.U.S.H.』から、豪快な
フレーズのアクセントを『THE CAT』から各曲サンプリング
されていますが、こうやってバラバラの素材を一つの曲にまとめる
センスは新しい編曲法という感じです。

■むずかしい人
●ジェイムス・ブラウンJames Brown『POP CORN』
05_14
リズムパターンが引用されています。

■クールの誕生
●ビートルズBeatles
『SGT.PEPPERS LONELY HEARTS CLUB BAND(REPRISE)』

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曲中出てくるカウントをサンプリング。
「ポールがピチカートの曲のカウントをとっている」
そう考えると豪華ですね。(笑)


つづく。

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2007年5月11日 (金)

引用とサンプリングとヒント..4

今日は『スウィート・ピチカートファイヴ』から
『ウゴウゴルーガのピチカートファイヴ』まで。


Sweet_2

■万事快調
●セルジオ・メンデス&ブラジル’66 
Sergio Mendes & Brasil '66『TIM DON DON』

●ビートルズBeatles『BIRTHDAY』
●ヴォイス・オブ・イースト・ハーレム
Voices of east harlem『CASHING IN』

●アーチー・ベル&ドレルズ
Archie Bell & The Drells『TIGHTEN UP』

●『人類月に立つ』
●ビートルズBeatles『DRIVE MY CAR』
01_20
02_16
イントロの部分はセルジオ・メンデスの曲からサンプリング。
そしてビートルズのドラムのフィルインが入り、
『CASHING IN』のアレンジを下敷きにし『TIGHTEN UP』なベースが
入ってくるという構成になってます。コーラスはビートルズの曲から。
途中入るナレーションはアポロ11号の実況から。

■ショック療法
●スキャットScattt『SCAT AND BEBOP』
●サルソウル・オーケストラ
The Salsoul Orchestra『Ooh I Love It (Love Break)』

03_16
同じ1992年にリリースされたハウスものと
サルソウル・オーケストらからサンプリングされています。

■ファンキー・ラヴチャイルド
●レオン・ラッセル&マーク・ベノ
Leon Russell & Marc Benno『Icicle Star Tree』

Leon
この曲からサンプリングされています。

■コズミック・ブルース
●スライ&ザ・ファミリー・ストーン
Sly & the Family Stone『IN TIME』

04sly
これはイントロのリズムボックスの音をサンプリング。


Freesoul

■万事快調
●メイタルズThe Maytals『JOHN + JAMES』
●ブッカー・T&The MG's Booker T. & The MG's『TIME IS TIGHT』
05_15
アナログのみでリリースされた「万事快調」のスカ・バージョン。
イントロのドラムフィルはスカバンドのメイタルズのナンバーから。
そして、アレンジの感じがブッカー・T&The MG'sの曲を
意識しているかなと思いました。


Bossanova

■ロックン・ロール
●ボサ・リオBossa Rio『SA IUPA』
01_21
ジョルジ・ベンの作曲による曲。
ここではボサ・リオのバージョンを挙げておきます。
曲最後の「ティーティーティカティカ...」のスキャットの
メロディを引用してます。

■スウィート・ソウル・レヴュー
●ステイプル・シンガーズThe Staple Singers
『HEAVY MAKES YOU HAPPY(SHA NA BOOM BOOM)

●スライ&ザ・ファミリー・ストーン
Sly & the Family Stone『DANCE TO THE MUSIC』

●スライ&ザ・ファミリー・ストーン
Sly & the Family Stone『EVERYDAY PEOPLE』

●クール&ザ・ギャングKool & The Gang『KOOL&THE GANG』
02_17
スライのコーラスの引用やサンプリング、ステイプル・シンガーズや
クール&ザ・ギャングのブラスアレンジなどソウルミュージックの
エッセンスが散りばめられています。

■マジック・カーペット・ライド
● 『Candy』 o.s.t.
『IT'S ALWAYS BECAUSE OF THIS: A DEFORMITY』

●ビートルズBeatles『BABY YOU'RE RICH MAN』
●101ストリングス101Strings『KARMA SITAR』
03_17
イントロのタンバリンを映画「キャンディ」のサントラから
サンプリング。曲中、表れるストリングスの効果音は
101ストリングスの曲から。そして曲のアクセントに
出てくる逆回転風のバグパイプ(?)のフレーズは
ビートルズの雰囲気を醸し出しています。

■我が名はグルーヴィー
●ジェイ・アンド・ザ・テクニクス
Jay And TechnIques『APPLES PEACHES PUMPKIN』

●ロジャー・ニコルス・スモール・サークル・オブ・フレンズ
Roger Nichols & The Small Circle Of Friends『LOVE SONG LOVE SONG』

●フィフス・ディメンション
5th Dimension『ELEVENTH SONG WHATA GROOVYDAY』

04_13
ジェイ・アンド・ザ・テクニクスの曲を参考にしたであろうアレンジ。
メロディの一節をロジャニコの曲から引用。最後のコーラス部は
フィフス・ディメンションの曲を引用しているかと思います。

■優しい木曜日
●フランシス・レイFrancis Lai『恋人達のメロディ』
05lai
これは、はっきりとした確証はありませんが、
アコーディオンをメインにしたとても雰囲気が似ている曲です。

■ゴー・ゴー・ダンサー
●タートルズThe Turtles 『I'M CHIEF KAMANAWANALEA』
●ブラッド・スウェット・アンド・ティアーズ
Blood, Sweat & Tears『LUCRETIA McEVII』

06_17
タートルズの曲からブレイクサンプリングと
ブラッド・スウェット・アンド・ティアーズの有名な1曲から
ブラスフレーズをサンプリングしています。

■愛の神話
●フィフス・ディメンション5th Dimension『Aquarius』
07_11
ピチカート版「アクエリアス」という趣ですね。

■ハレルヤ・ハレクリシュナ
●トラフィックTraffic『FEELIN ALRIGHT』
●ドノヴァンDonovan『BARABAJAGAL』
08_10
ネオアコ風ですが下敷きにしているのは
これらの曲ではないでしょうか。

■プレイバック2001
●ジャック・シェルドンJack Sheldon『SWEET TALK』
09jack_sheldon
野宮さんのナレーションのバックの流れる
短い曲。ジャズトランぺッターのジャック・シェルドンの
レコードからサンプリングされています。

■クレオパトラ2001
●ボブ・クリューBob Crewe『BARBARELLA o.s.t.』
10barbarella
小山田圭吾作曲による曲。映画「バーバレラ」を意識した曲ですね。


Souvenir_2001_1

■ロックン・ロール
●ペパー・ミント・レインボーPeppermint Rainbow
『WILL YOU BE STAYING AFTER SUNDAY?』

11peppermint_rainbow
限定でリリースされた『ボサノヴァ2001』収録の
「ロックン・ロール」のインストバージョン。
イントロで流れる曲はペパー・ミント・レインボーの
『WILL YOU BE STAYING AFTER SUNDAY?』のイントロ。


Expo_2001_2

■PIZZICATO MANIA
●マリーナ・ショウMarlena Shaw『IT SURE IS GROOVY』
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かっこいいブラスのフレーズはこの曲から。


Ugpugo

■ボンジュール
●ルー・ドナルドソンLou Donaldson『IT'S YOUR THING』
01_23
ルー・ドナルドソンによるアイズレー・ブラザーズのカバー。
リズムパターンが同じですね。

■東京は夜の七時
●ハロルド・メルビン&ブルー・ノーツ
Harold Melvin & The Blue Notes
『TELL THE WORLD HOW I FEEL ABOUT 'CHA BABY』

●オージェイズ The O'Jays『I LOVE MUSIC』
02_18
フィリー・サウンドをモチーフにアレンジされた「東京は夜の七時」。
特にハロルド・メルビン&ブルー・ノーツはそのままという感じで
引用されています。

■ドレミ
●パレ・シェンブール
Palais Schaumburg『SPYVERSUS SPY』

03_18
曲中のブレイクの部分はこのレコードからサンプルされています。


つづく。

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2007年5月12日 (土)

引用とサンプリングとヒント..5

本日は『オーヴァードーズ』、『PIZZICATO FIVE TYO』、
『ROMANTIQUE '96』、『フリーダムのピチカートファイヴ』、
『宇宙組曲』、『グレイト・ホワイト・ワンダー』までです。

Overdose


■エアプレイン
●ドノヴァンDonovan『EPISTLE TO DORROLL』
●マルケスMarquez『MELAO』
01_24
アレンジの下敷きになっているのがドノヴァンの曲。
この「エアプレイン」と「自由の女神」の間に
挿入されているフレーズはスペインのギターリスト、マルケスの曲から。

■エアプレイン
●1910フルーツガム・カンパニー1910
Fruitgum Company『CREATIONS OF SIMON』

02_19
イントロのギターをサンプリングしていますね。

■ハッピー・サッド
●エイ・クレイズA CRAZE『DUB, BUT NOT MUTE』
●アソシエイションThe Association 『CHERISH』
●フレンズ・オブ・ディスティンクション
The Friends of Distinction 『GRAZINGIN THE GRASS』

03_19

■スーパースター
●プライマル・スクリームPrimal Scream『ROCKS』
04_14
同時期にリリースされたシングルですが
インスパイアされたのではないかと。

■ If I Were A Groupie
●ジョン・クレマーJohn Klemmer『I AM』
●『The Groopy』
05_16
テナーサックス奏者ジョン・クレマーの曲が
全編に挿入されている「パァー〜〜」というフレーズや
サックスソロは『I AM』という曲からサンプリングされています。
これはプログラミングしている福富幸宏さんのセンスでしょうか。
全編に流れているグルーピー達の会話はその名も
『The Groopy』というそのままのレコードから。

■東京は夜の七時
●セイント・エティエンヌ
Saint Etienne『NOTHING CAN STOP US』

06_18
『NOTHING CAN STOP US』のリミックスが収録されている
マキシですがこのリミックスと印象がとても似ています。

■ヒッピー・デイ
●ヤング・ホルト・アンリミテッド
Young holt unlimited『SOULFUL STRUT』

●ジョン・ルシアンJon Lucien『WOULD YOU BELIEVE IN ME』
07_12
ホーンアレンジはヤング・ホルト・アンリミテッドの曲から
インスパイアされているよですね。後半のコーラスは
ジョン・ルシアンの曲からではないかと。

■世界中でいちばんきれいな女の子
●ザ・バンドThe Band『4%pantmime』
08_11
斉藤誠、池田聡の両氏による後半のコーラスは
ザ・バンドの曲から。

■陽のあたる大通り
●シャーロットCharlotte『QUEEN OF HEARTS』
●スティング STING『EPILOGUE』
09_10
イントロのドラムブレイクは色々な曲で使われて
いますが、元がわからないのでこの
ブレイクが使われている
SOUL II SOUL、ジャジー.Bプロデュースの
1994年リリースのシャーロットのシングルを
一応挙げておきます。(この曲からとって
いるように聞こえますが)
後半のホーンアレンジはスティングの曲を
参考にしていると思います。


Tyo

■CDJ
●南沙織『純潔』
11minami_saori
小泉今日子さんが初出だったこの曲を
セルフカバー。メロディの一部を南沙織さんの
曲から引用しています。


Romantique96

■めざめ
●ジェームス・テイラー
James Taylor『KNOCKING ROUND THE ZOO』

●ジェームス・テイラーJames Taylor『FIRE AND RAIN』
●ジェームス・テイラー
James Taylor『DON'T LET BE LONELY TONIGHT』

01_25
ジェームス・テイラーを思い浮かべて書いたという1曲。
『KNOCKING ROUND THE ZOO』のクラシカルなイントロや
『FIRE AND RAIN』や『DON'T LET BE LONELY TONIGHT』の
サウンドの感じが確かにジェームス・テイラーを連想させます。

■世界でいちばんファンキーなバンド
●マリ・ウィルソンMari Wilson『USED ME』
02_20
ブーツィーやP-ファンク、オハイヨファンクのアーティスト達が
頭にあったと小西さんのコメントがありますが
ブラスアレンジはマリ・ウィルソンの曲からでは。

■アイスクリーム・メルティン・メロウ
●スキータ・ランクスSkeeta Ranx『I LIKE』
●モーメンツThe Moments『TOBY』
●ピーター・ゴールウェイ
PeterGallway『TWELVE DAY LOVER』

●ベン・シドランben sidran『CHANCES ARE』
03_21
1995年リリースのスキータ・ランクス『I LIKE』という
曲をとても気に入ったのでしょう。リアルタイムで取り入れています。
アレンジ、ラップの感じや構成、とても影響を受けています。
その他、モーメンツのメロウなストリングスの感じを
取り入れているかなと。オルガンのフレーズは
ピーター・ゴールウェイの曲からではないかと思います。
ストリングスのアレンジはベン・シドランの曲からでしょう。

■サウンド・オブ・ミュージック
●ヴァーナ・リント Virna Lindt 『YOUNG&HIP』
04_15
初期のピチカートの雰囲気を持つこの曲の
イントロのシークエンスはヴァーナ・リントの曲から。

■コンタクト
●クラフトワークKraftwerk『POCKET CALCULATOR』
05_17
これはもう説明不要ですね。

■三月生まれ
●ボッカチオ70’『BOCCACCIO '70』『SORDISORDI SORDI』
06_19
モニチェッリ、フェリーニ、ヴィスコンティ、ビットリオ、
4人の監督によるオムニバス映画。そのサントラから
ソフィア・ローレンが歌う『SORDI SORDI SORDI』から
影響された1曲。後に夏木マリさんのライブバージョンも
リリースされますがソフィア・ローレンと夏木マリさんは
イメージがダブりますね。

■キャットウォーク
●小林麻美『雨音はショパンの調べ』
07_13
何故かこのこの曲が頭をよぎったという
小林麻美さんの1984年のヒット曲。
オリジナルはガゼボの「I LIKE CHOPIN」。

■トウキョウ・モナムール
●ブロッサム・ディアリー
Blossom Dearie『I LIKE LONDON IN THE RAIN』

●アイザック・ヘイズ
Isaac Hayes『MONOLOGUE:IKE'S MOOD』

08_12
ブロッサム・ディアリーの曲からメロディーの一部を引用していますね。
後半のピアノのフレーズはアイザック・ヘイズからインスパイア
されたのでしょう。

■悲しい歌
●エイ・クレイズ
A CRAZE『KEEPING THE BOYS AMUSED』

●フォーキング・カズンズFour King Cousins『IF I FELL』
●スティーヴィー・ワンダー
Stevie Wonder『IF YOU REALLY LOVE ME』

●エリック・マーキュリー
ERIC MERCURY『AGAIN N' AGAIN』

09_11
エイ・クレイズ、フォーキング・カズンズ、
スティーヴィー・ワンダーの3曲は何らかの
影響があるかなーと。
エリック・マーキュリーはホーンアレンジが
似ているのですが少し微妙かも。


Freedom

■エアプレイン’96
●スリッツThe Slits『SHOPLIFTING』
01_26
演奏者全員で叫んでる「ア”ーーー!!!』というところは
スリッツの曲からなんじゃないかと。

■雪漫々
●ビートルズBeatles『JULIA』
02_21
グレート3の片寄さんが弾いている3フィンガーピッキング(?)
のアコギの感じはビートルズを感じさせるのですが。


Combnaison

■ベイビィ・ポータブル・ロック
(babymexican rock version)

●トリニ・ロペスTrini Lopez『IF I HAD A HAMMER』
03_20
シングルバージョンはゲイリー・ルイスが下敷きになって
いましたが、こちらはトリニ・ロペスのアレンジを再現
しています。


Gww

■ハッピー・バースデイ
●ウィーク・エンドWeekend『SLEEPY THEORY』
●ニルソンNilsson『WITHOUT HER』
01_27
弦楽四重奏で奏でられる1曲。
この曲のアレンジはウィーク・エンド82年の
アルバムからやはり弦楽四重奏でアレンジ
された『SLEEPY THEORY』から?
ニルソンの有名な『WITHOUT HER』の感じも。

■K・I・S・S
●『The Groopy』
02_22
ライナーで「しょーもないループ」と語っている
『If I Were A Groupie』でも使われていた
レコードから。

■フレンド&ラヴァー
●エジソン・ライト・ハウス
Edison Lighthouse『Love Grows』

03_22
1970年のヒット曲「Love Grows:邦題(恋のほのお)」の
メロディに影響を受けた箇所があるかなと。

■スペルバウンド
●バリー・ホワイト
Barry White『NEVER NEVER GONNA GIVE YOU UP』

04_16
野宮さんの声とは対極にあるバリー・ホワイトを
イメージした曲。


つづく。

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2007年5月13日 (日)

引用とサンプリングとヒント..6

Happy_end_of_the_world

■イッツ・ア・ビューティフルデイ
●アソシエイションThe Association 『GOODBYE COLUMBUS』
●ストロベリー・アラーム・クロック
Strawberry Alarm Clock『TOMORROW』

01_30
コーラスのアレンジはアソシエイションの曲を
参考にしていると思います。
一番最後のコーラス「ぱーーー」は
ストロベリー・アラーム・クロックの曲からではないかなと。

■愛のプレリュード
●ペドラーズPeddlers『SMILE』
02_23
オルガンのフレーズがサンプリンされています。

■愛のテーマ
●フィフス・ディメンション5th Dimension『PUPPETMAN』
03_23
「パパパーパパ〜」のコーラスはフィフス・ディメンションの
曲からでしょう。

■モナムール東京
●いしだあゆみ『太陽は泣いている』
●バニーズ『太陽の花』
●セルジオ・メンデス&ブラジル’66 
Sergio Mendes & Brasil '66『JOKER』

04_17
いしだあゆみさんの曲を下敷きにしています。
曲中の「ウッ!アッアッ..」の声はバニーズの曲から。
メロディの一部をセルジオ・メンデスの曲から引用しています。

■衝突と即興
●ユーゴ・モンテネグロHugo Montenegro『LADY IN CEMENT』
●カーペンターズThe Carpenters『ALL I CAN DO』
05_18
植草甚一さんの著書
『衝突と即興—あるジャズ・ファンの手帖』から
タイトルがとられているこの曲は
上記2曲に雰囲気が似てるかなと思ったので
一応挙げておきます。

■PORNO 3003
●インド・ブリティッシュ・アンサンブル
The Indo-British Ensemble『YAMAN』

●ラヴ・コーポレーションLove Corporation『PALATAIL』
06_20
怪しげで印象的なメロディはThe Indo-British Ensembleのアルバム
の中の1曲『YAMAN』からサンプリングされています。
「Close its eyes...」で始まる女性が語りかけるラヴ・コーポレーションの
曲『PALATAIL』からもインスパイアされていると思います。


Jpn

■イントロ
● フランソワ・ド・ルーベFrancois de Roubaix
「L'HOMME ORCHESTRE」『LES POUPONS』

01_29
フランソワ・ド・ルーベが音楽を担当した映画「オーケストラの男」
のサントラから冒頭の速いピアノのフレーズを
サンプリングしています。


Pbpg

■不景気
●モーズ・アリスンMose Allison
『YOUNG MAN'S BLUES』

01mose_allison
この曲を下敷きにしているとの小西さんの発言を読み
聞いてみると...なるほど...。これは言われないと
気づかないですね。

■ロールスロイス
●トニー・コジネクTony Kosinec『THE WORLD STILL』
02tony
小西さんのフェイバリットアルバムですがその中の
1曲『THE WORLD STILL』を連想させます。

■インターナショナル・ピチカート・ファイヴ・マンション

●ジョン・サイモンJohn Simon『You Are What You Eat』
●ジョン・サイモン
John Simon「The Medium is the Message」

●へラーズThe Hellers
『Singers, Talkers, Players, Swingers and Doers』

●メイソン・ウィリアムス
mason williams『CLASSICAL GAS』

03jhon_simon1
「The Medium is the Message」の中のちょっとしたフレーズが
ピチカートの曲の中でも引用されていますが、
他はネクタイを締めてT.V局とか広告代理店にいるような人が
作ったヒップなレコードということで、アルバムリリース時に
小西さんが「MARQUEE」誌で語っていた
レコードをここに挙げておきます。

■新しい歌
●ニルソンNilsson『THERE WILL NEVER BE』
●シカゴChicago『TRANSIT AUTHORITY』
●ブラッド・スウェット・アンド・ティアーズ
Blood, Sweat & Tears『CHILD IS FATHER TO THE MAN』

04sammy_davis_jr
ここでも「MARQUEE」誌で小西さんが挙げていたレコードを4枚。

■ウィークエンド
●ピコPICO『アイ・ラブ・ユー』
05pico
この曲はこの曲にそっくりの曲を
作ろうと思って作ったというPICO=樋口康雄さんの名曲。

■不思議なふたつのキャンドル
●ニルヴァーナNirvana『SATELLITE JOCKEY』
06nirvana
ニルヴァーナといってもカート・コバーンがいたバンドではなく
こちらは60年代に活動したイギリスのバンド。
この曲はとても似ていますよ。

■プレイボーイ・プレイガール
●クレオCleo『PATI-PAS』 
●Richard De Bordeaux Et Daniel『PAPA』 
●サークルThe Cyrkle
『DON'T CRY NO TEARS NO FEARS COMIN YOUR WAY』

07cleopartipris
『PATI-PAS』 と『PAPA』の2曲はサンプリングされています。
サークルはサビのメロディが引用されていますね。

■大都会交響楽
●スパンキー&アワー・ギャング
Spanky and our Gang『GIVE A DAMN』

08spanky_our_gang
こちらのアルバムバージョンはスパンキー&アワー・ギャングの
曲から発想を得ています。

■テーブルにひとびんのワイン
● シリータSyreeta
『I LOVE EVERY LITTLE THING ABOUT YOU』

●ジョーン・バエズJoan Baez『DIDA』
09syreeta
この2曲と未聴なのですがペドロ・ルイ・ブラスの3曲がブレンドして
この曲が出来上がったそうです。

■華麗なる招待
●ヴォーグスVogues『TIC TACK』
10vogues
この曲を意識してるかなと思って挙げておきますが
うーん微妙かな..

■美しい星
●シラ・ブラックCilla Black『ACROSS THE UNIVERSE』
●ペトゥラ・クラークPetula Clark
『YOU'D BETTER COME HOME』

11cilla_black
Petula Clark『YOU'D BETTER COME HOME』
アレンジの感じはシラ・ブラックのビートルズのカバー。
メロディは一部、ペトゥラ・クラークの曲から引用されています。


つづく。

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2007年5月14日 (月)

引用とサンプリングとヒント..7

今回を含めて7回に渡り検証してきました
「引用とサンプリングとヒント」は今回で一応終了です。
みなさんからおよせいただいた情報は
後日、補足版としてアップしたいと思います。
情報いただいたみなさん改めてありがとうございました。
引き続き情報お待ちしておりますので
どうぞよろしくお願いします。

これまで検証してきた事はあくまでピチカートの音楽を
楽しむための一つの形にすぎませんので
繰り返しになりますが、別に曲の「ネタ」など知らなくても
十分楽しめるものだと思います。(あたりまえですが)
ただ個人的な事ですが曲の背景を知る事により
さらにピチカートを好きになりましたし、
ピチカート以外の「音楽」にのめり込んでいくことにより
世の中には色々知らない素晴らしい曲があるものだなーと。

今回は「pizzicatofive」、「さえらジャポン」、
そして、EP、シングルの曲を検証しました。


Pizzicatofive_tm

■また恋に落ちてしまった
●アラン・トゥーサンAllen Toussaint『JAVA』
●トッド・ラングレンTodd Rundgren『I SAW THE LIGHT』
01allen_toussaint
イントロのニューオリンズ風のピアノはアラン・トゥーサンの
曲から発想したのだと思いますが、
日本でニューオリンズピアノといえばKYONさんでしょう。
という事でピチカートの曲ではKYONさんが弾いていますね。
アレンジの感じはトッド・ラングレンをイメージさせます。

■LOUDLAND!
●ブラッシーBRASSY『I CAN'T WAIT』
●スカイラヴSkylab『BITE THIS!』
●オハイオ・ノックスOhio Knox『LAND OF MUSIC』
●ポール・マッカートニー Paul McCartney
『OH WOMAN WHY』

03brassy

■眺めのいい部屋
●ブラッド・スウェット・アンド・ティアーズ Blood, Sweat & Tears
『HOUSE IN THE COUNTRY』

Bst01
アレンジをこの曲から影響を受けていますね。

■野いちご
●フランソワ・アルディFrancoise Hardy
『LE TEMPS DES SOUVENIRS』

●ディック・ハイマンDick Hyman
『Give It Up Or Turn It Loose』

07francoise_hardy_le_temps_des_souv
フランソワ・アルディがサンプリングされています。
そして、アナログ12インチに収録された『野いちご』の
リミックス『Wild Strawberry Beats』では
ディック・ハイマンがJ・Bをカバーした曲
『Give It Up Or Turn It Loose』がサンプリング
されています。

■ダーリン・オブ・ディスコティック
●シルベッティSilvetti『SPRING RAIN』
08silvetti
電気グルーヴがサンプリングした事でも有名な
シルベッティの『SPRING RAIN』をサンプリング。

■20th century girl
●クロディーヌ・ロンジェClaudine Longet
『I DON'T INTEND TO SPEND CHRISTMAS WITHOUT YOU』

09claudine_longet
アレンジの肝になるところをサンプリングしています。


Darlin_of_discotheque_ep

■ダーリン・オブ・ディスコティック
●スプリーンSpleen『HEX』
●デヴィッド・リンドアップDavid Lindup『ZODIAC』
●タータグリアTartaglia 『WITHIN YOU WITHOUT YOU』
●ディジー・ガレスピー&ダブル・シックス・オブ・パリ
01spleen_2
冒頭の女性の声はスプリーンの曲から
ホーンのフレーズはデヴィッド・リンドアップの曲から
サンプリングされています。『OW!』というコーラス(?)は
ディジー・ガレスピー&ダブル・シックス・オブ・パリの
そのままのタイトルの曲から。曲の構成はタータグリアが
カバーしたジョージが作のビートルズの曲を参考にしたと
思われます。

■ワン・ツー・スリー・フォー・ファイヴ・シックス・
セヴン・エイト・ナイン・テン・バービー・ドールズ

●『Beyond The Moon』O.S.T.『SPACE WARK』
02beyond_the_moon
日本のアニメ映画「ガリバーの宇宙旅行」(1965)が
アメリカで公開された時に作られたサントラ盤。
(日本版とは別に新しく音楽が制作されました)
そのサントラの中の1曲『SPACE WARK』を
サンプリングしています。

■シェリーにくちづけ
●ミターズTheMeters『CISSY STRUT』
03themeters
「my baby portable player sound」でも使われていた
「アー〜!」というかけ声をサンプリング。

■ジョリ・バブリ・ラヴリィ
●ドクター・バザーズ・オリジナル・サバンナ・バンド
Dr. Buzzard's Original Savannah Band『NEW YORK AT DAWN』

04doc
ドクター・バザーズ〜のピチカート版。メロディは別にして
アレンジはよく似ています。


Nonstop_to_tokyo

■ノンストップ・トゥ・トーキョー
●シフォンズThe Chiffons『STOP,LOOK&LISTEN』
●ジェラルド・ベスパールGeraldo Vespar
『FEITICO DA VILA』

●ピント・ヴァレッツPintoVarez『MAS SOLEDAD』
●ヴォイセズ・イン・ラテンVoices In Latin『TEA FOR TWO』
●マルコス・ヴァーリMarcos Valle
『CRICKETS SING FOR ANAMARIA』

01the_chiffons
04voicesinlat_somethin
イントロのピアノはシフォンズから、サンバ調のギターは
ジェラルド・ベスパール、オルガンのフレーズはピント・ヴァレッツの
曲から、パーカッションはヴォイセズ・イン・ラテンからそれぞれ
サンプリングされています。メロディーのちょっとした
フレーズをマルコス・ヴァーリの曲からとられています。

■ルーム・サーヴィス
●ゲイリー・マクファーランドGary Mcfarland
『BLOOP BLEEP』

●ウィルソン・シモナールWilson Simonal
『Tu veux ou tu veux pas』

●ザニーニZanini『Tu veux ou tu veux pas』
●ブリジッド・バルドーBrigitte Bardot
『Tu veux ou tu veux pas』

03gary_mcfarland
05wilson_simonal
ゲイリー・マクファーランドの曲からの影響を感じます。
あと『Tu veux ou tu veux pas』という曲からも。
ここでは3パターン挙げておきます。

■マドモワゼル
●ダイレクションThe Direction『WE NEED LOVE』
06the_direction
ブラスのフレーズはこの曲から引用されています。


La_generation

■私のすべて
●ニルソンNilsson『PUPPY SONG』
31j4dcze1el_ss500_
レディメイドのコンピレーション盤
「la generation readymade 2000」収録。
イントロのピアノのフレーズはよくある
フレーズだと思いますが、ここではニルソンの
曲を挙げておきます。このピチカートの
「私のすべて」のフィルムで野宮さんが
熊と踊っていますがニルソンが歌う
「サイモン・スミスと踊る熊」が同じアルバムに
収録されているので関係あるかなと(笑)


Caera_1

■さくらさくら
●越路吹雪『まっくろけ節』
01koshiji_fubuki
この曲は越路吹雪さんの曲を
ピチカート流に解釈した曲ですね。

■スキヤキ・ソング
●ザ・ゴールデン・カップス『本牧ブルース』
02honmoku5
横浜のGSグループ、ザ・ゴールデン・カップスの
曲を下敷きにしています。そしてこの歌を歌えるのは
横山剣さんしかいないですよね。

■大東京
●ノリー・パラマー Norrie Paramor『MISS KIMONO』
03norrie_paramor
ジャケットでも引用しているノリー・パラマーの
アルバムからサンプリングしています。


Single

■ラヴァーズ・ロック
●Macka B.&Kofi『DREAD A WHO SHE LOVE』
●ナチュラル・フォーNatural Four
『HEAVEN RIGHT HERE ON EARTH』

01ariwa8972
アリーワ・レーベル、マッド・プロフェッサーの世界を
再現しています。メロディはナチュラル・フォーの影響も。

■フォーチューン・クッキー
●ディオンヌ・ワーウィックDionne Warwick『WALK ON BY』
04dionne_warwick
バカラック調の曲ですね。ホーンアレンジを引用しています。

■face B
●サイモン&ガーファンクルSimon and Garfunkel
『フランク・ロイド・ライトに捧げる歌』

●リンダ・スコットLinda Scott
『DON'T LOOSE YOUR HEAD』

02sg
イントロのアレンジはリンダ・スコットの曲を意識した
アレンジでメロディ・アコースティックなアレンジは
サイモン&ガーファンクルからですね。

■ベィビィ・ポータブル・ロック
●ゲイリー・ルイス&プレイボーイズGary Lewis & Playboys
『GREEN GRASS』

●ディスロケーション・ダンスdislocation dance
『YOU'LL NEVER NEVER KNOW』

03gary_lewis_the_playboys
イントロのアレンジはゲイリー・ルイスの曲から。
ピチカート流のネオ・アコという感じですが、
そのネオ・アコな80年代のグループ、
ディスロケーション・ダンスのレコードも挙げておきます。

■悲しい歌(featuring readymade string quartet)
●コリン・ブランストーンColin Blunstone
『I CAN'T LIVE WITHOUT YOU』

04colin
ゾンビーズのボーカリスト、コリン・ブランストーンの
ソロアルバムから影響されているかなと思います。

■恋のルール・新しいルール
●スープリームスThe Supremes『BABY LOVE』
05supremes
筒美京平さんの作曲ですが、コーラスの
「ベイビー、ベイビー」はスープリームスかなと。
京平さんの作曲・編曲の引用の仕方は
ピチカートの元祖ですね。

■新しい歌
●クリサリスChrysalis
『WHAT WILL BECOME OF THE MORNING』

07chrysalis
こちらのシングルバージョンはアレンジが
クリサリスの曲にとても似ています。

■コンチェルト
●T-ボーンズ T-Bone's『SIPPIN' N' CHIPPIN』
08sippin
サビのメロディが引用されていますね。

■東京の合唱
●ジャルマDjalma『SOUL LIMBO』
09djalma
イントロのギターがサンプリングされています。

■12月24日
●ディスコテックス&セックス・オ・レッツDisco Tex&O-Letters
『DANCIN' KID』

10disco_texthe_sexolettes
こちらのシングルバージョンではイントロのベースが
サンプリングされています。


今回のシリーズは少々(かなり?)マニアックな内容でしたので
とっつきにくかったかもしれません。
私もやっていて楽しかったのですが、少々疲れました...(笑)
次回は「ロマンティーク96」を中心に1995年の事を
思いつくままに書いてみたいと思います。

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2007年5月25日 (金)

引用とサンプリングとヒント..補足

以前特集した「引用とサンプリングとヒント」の
補足をここでエントリーしておきます。
みなさんから情報をよせていただいたものと
新たに気づいたもの、書き忘れたものです。
引き続き情報お待ちしていますので
どうぞよろしくお願いします。


Couples_4

■そして今でも
●平山三紀/つなき&みどり『いつか何処かで』
01hirayama_tunaki
橋本淳・筒美京平コンビによるフィフス・ディメンションを
意識したであろう1曲です。
つなき&みどりがカバーしたバージョンも
捨てがたいのでここに載せておきます。


■おかしな恋人・その他の恋人
●ロジャー・ニコルス・スモール・サークル・オブ・フレンズ
Roger Nichols & The Small Circle『JUST BEYOND YOUR SMILE』

02roger
イントロのアコースティック・ギターの感じが
似ているのではと、ご指摘いただきました。


■パーティー・ジョーク
●山下毅雄『プレイガールO.S.T.』
03playgirl
数多くのテレビ、ラジオ、アニメ、映画、舞台の
音楽を手がけた作曲家・山下毅雄さんの作品。
1969年から放映されたお色気アクションものの
サントラから。このテーマ曲で聞けるスキャットは
「パーティー・ジョーク」で歌っている伊集加代子さん。
確かに雰囲気が似ていますね。


Bellijpg_1

■これは恋ではない
●スモーキー・ロビンソン&ミラクルズ
Smokey Robinson&Miracles『Ooo BABY BABY』

04smoky
「♪woo〜baby baby」のコーラスが
意識しているのではとのご指摘がありました。
なるほどそんな感じですね。


On_her_1

■ゴーゴー女王陛下
●President BPM『NASU-KYURI』
05tinniepunx
近田春夫さんがPresident BPM名義で
いち早くヒップホップ、ラップに挑戦した一連の
12インチからサンプリングされています。


Soft_landing_4

■アロハ・オエ・ブルース
●M.J.Q.The Modern Jazz Quartet『DJANGO』
06mjqdjango
「ワイキキビーチに~」の部分のベースラインが
M.J.Q.の曲にそっくりですね。


■リップ・サーヴィス
●ジェームス・ブラウンJames Brown『HELL』
07jb_hell
曲のイントロにドラが鳴っていますが
ジェームス・ブラウンの『HELL』というアルバムでは
曲間にドラが鳴っているのですが、もしかしたら
これの影響かなと。そういえばクレイジーケン・バンド
でもアルバム、ライブでもかなりの頻度でドラが
鳴っていますね(笑)


This_years_girl_8

■ベィビィ・ラブ・チャイルド
●ジェームス・ブラウンJames Brown『FUNKY DRUMMER』
08jb
ジェームス・ブラウン『FUNKY DRUMMER』のブレイクが
サンプリングされています。

■きみになりたい
●ヴァン・マッコイVan McCoy『THE HUSTLE』
09vanmccoy
イントロの「do it」(?)と聞こえるささやきが同じですね。


Hi_guys_1

■6月2日の天気雨
●ジョージ・シアリングGeorge Shearing『THE CONTINENTAL』
10george
フレッド・アステアとジンジャーロジャースの映画
「The Gay Devorcee」の主題歌から影響されている
のではと思います。いろいろなカバーがありますが
ここではジョージ・シアリングの演奏を挙げておきます。


Sweet_3

Niht_1
■パリコレ
●ナイト・ライターズThe Nite-Liters『K-JEE』
●COLUMBIA DEMONSTRATION TEST RECORD
ホーンのアレンジを参考にしているのでは
ないかなと思います。
エンディングのコロンビア・トップライトお二人の
おしゃべりはステレオに付いていた
デモンストレーションのレコードから。

●『Stereo Spectacular Demonstration & Sound Effects』
05_13_1
アルバムの最後に入っているマーチ風の音楽は
「A NEW STEREOPHONIC SOUND SPECTACULAR」の
サウンドロゴに使われたレコードに収録されているもの。


Bossanova_1

■優しい木曜日
●スタイル・カウンシルThe Style Council『DOWN IN THE SEINE』
11style
この曲に似ているとの情報をいただきました。
ワルツ調のリズムなんか確かに似ていますね。


Romantique96_1

■アイスクリーム・メルティン・メロウ
●AUDIO TWOl『TOP BILLIN』
12audio_two
この曲のブレイクがサンプリングされています。


Happy_end_of_the_world_1

■my baby portable player sound
●ミーターズTheMeters『CISSY STRUT』
13themeters
「ahhh yeah!」というかけ声がサンプリングされています。
その後も小西さんのリミックスなどでもいろいろ使われています。

■モナムール東京
●万里れい子『サイケな街』
14reiko
バニーズ同様「ウッ!アッアッ..!」のかけ声が聞けます。
いかにも昭和歌謡というムードがいいですね。

■Porno 3003
●デミトリー・フロム・パリDimiyry From Paris
『U GRAND COEUR(suspense)』

14yellow_357
曲の構成と雰囲気が影響うけているかなと。

■ハッピー・エンディング
●ブラッド・スウェット・アンド・ティアーズ
Blood, Sweat & Tear『SO MUCH LOVE/UNDERTURE』

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この曲中のブレイク部分で聞ける
「yeah!」というかけ声はブラッド・スウェット・アンド・ティアーズ
の曲ラストからサンプリングされています。


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■Lesson 3003 part1/Lesson 3003 part2
●ダブル・ディー&ステインスキ
Double Dee+Steinski『LESSON 1.2.3.』

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Double Dee+Steinski『LESSON 1.2.3.』
20曲ほどのブレイクや声ネタ等の美味しい部分を、
エディットしたヒップホップのマスターピース。
ピチカート流の「LESSON」に挑戦しています。


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■きみみたいにきれいな女の子
●スライ&ザ・ファミリー・ストーン
Sly & the Family Stone『FAMILY AFFAIR』

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シングルバージョンとは違いアルバムバージョンは
スライ&ザ・ファミリー・ストーンの雰囲気漂う
アレンジになっています。

■華麗なる招待
●ロジャー・ニコルス・スモール・サークル・オブ・フレンズ
Roger Nichols & The Small Circle『LOVE SO FINE』

18roger
「カップルズ」以来再度この曲のアレンジを下敷きに
挑戦といった感じですね。


Pizzicatofive_tm_1

■あなたのいない世界で
●ハービー・ハンコック
Herbie Hancock『MAIDEN VOYAGE』

19hancok
アレンジを下敷きにしています。

Single_1

■東京の合唱
●ピコPICO『I LOVE YOU』
20pico
エンディングのコーラスが影響を受けていますね。


今回情報をいただいた、
都市色さん、Kiku^o^Sakamaki さん、橋本さん
改めてありがとうございました!

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