2000年 カウントダウン...3
この年は作詞、作曲、編曲の仕事より俄然リミックスの
仕事が多くなり8割はリミックスの仕事で占められています。
そんな中、作家としての小西さんの仕事でターニング・ポイントに
なった「おはロック」のヒットが忘れられない年になりましたね。
その2000年の小西さんの仕事を振り返ります。

「readymade entertainment」から出版された小西さん
2冊目の単行本『東京の合唱』が12月に出ています。
1995年から1996年まで『BRUTUS』誌に連載された
『東京の合唱』をまとめたものです。
ちなみにこのタイトルで内容は違いますが3度雑誌に
連載をしています。

■スケボーキング『スケボーキングSUPER BEST』 2000/1
スケボーキング、メジャーでのファーストアルバムにボーナス
トラックとして「太陽 -The Readymade JBL Mix」が収録されています。
12インチアナログも発売されました。
■FRANK CHICKENS『WE ARE NINJA』 2000/2
突如1984年の曲が小西さんのリミックスで蘇りました。
フランク・チキンズは日本人女性の2人組ユニットで
当時イギリスでリリースされインディーチャートを賑わせました。
現在でもホーキカズコさん一人で音楽活動、ライブアートと
活動しています。

■m-flo『Hands』 2000/2
小西さんリミックスによる「Hands(readymade JBL mix 2000)」が
収録されています。アナログ12インチにはこのリミックスの
インストバージョンが収録されています

■加藤紀子『いつか王子様が』 2000/2
久しぶりのアイドル仕事。彼女のたっての希望から実現
したシングル。小西さん作詞・作曲・編曲による
「いつか王子様が」がリリースされました。
■V.A『LA GENERATION READYMADE 20000』 2000/2
レディメイドのアーティストのショーケース盤。
既発のものですが「ルパン三世主題歌 3
(the readymade やんぐ OH! Oh! Mix)」とロケットマンの
「小心者克服講座 remix」の2曲が収録されています。
■SOUL SCREAM『THE POSITIVE ENERGY』 2000/2
ヒップホップユニットSOUL SCREAMのリミックスアルバムに参加。
日米英独4カ国のリミキサー陣が参加しています。
小西さんがリミックスした曲は「続自由街道(readymade all that jazz)」

■CHARLES WILP『MICHLE ANGELO IN SPACE?』 2000/4
映像作家、CHARLES WILPが1966年にリリースしたカルトな
イージー・リスニングアルバム「BUNNY」再発に合わせて
リリースされたリミックスアルバム。
このアルバムで小西さんは「Bunny(JBL mix)」をリミックス。
因に細野さんのリミックスも収録されています。
アナログ12インチもリリースされました。
■MR.Z's『VISTOR SO CALLED REMIXER'」 2000/4
「UHA(Readymade JBL Mix 2000)』
ピチカートの「スィート・ソウル・レビュー」をカバーしている
タイのアーティストのアルバムに小西さんのリミックスした
『UHA(Readymade JBL Mix 2000)』が収録されています。

■ロケットマン『ロケットマンデラックス』 2000/5
ロケットマン2枚目のアルバム。今回は小西さんとのタッグではなく
様々なゲストを迎えてのアルバムになっています。
小西さんはおなじみの「小心者克服講座(remix・新ネタ)」にリミックスで参加。

■クレイジーケンバンド『プレイボーイマニュアル』 2000/6
524レーベルからリリースされたCKBのアルバムとともに出された12インチ。
小西さんをはじめ、コモエスタ八重樫、須永辰緒、タジマタカオを
リミキサーに迎えたアナログ盤。
小西さんのリミックスは「ハンサムなプレイボーイ(READYMADE 524 MIX)」
これまでアナログでしか聴けませんでしたが現在は
i tunesで全曲購入可能です。

■V.A『PUNCH THE MONKEY 3』 2000/6
ヒットアルバムの3弾目。タジマタカオ(田島貴男)、CKB他
この3枚目も多彩なDJ、アーティストが参加しています。
小西さんはDJよしおとして「ルパン三世 ’97(readymade 440」と
小西さん名義で「ルパン三世主題歌 3(readymade 524」の2曲を
手がけてます。
■m-flo『THE REPLACEMENT』 2000/8
m-floのリミックスアルバム。先のシングルに収録されていた
「Hands readymade(JBL mix 2000)」と同じリミックスが収録。

■野宮真貴『MISS MAKI NOMIYA SINGS』 2000/7
野宮さんのソロアルバムに1曲リミックスで参加。
あたりまえですがまんまピチカートです。
曲は「フィオレラ・ウィズ・ジ・アンブレラ(readymade524mix)」
■ORIGINAL LOVE『ビッククランチ』 2000/8
オリジナル・ラヴのこのアルバムではピチカートの2人に
参加してほしかったということで小西さんは「殺し」という曲を作詞。
野宮さんは「R&R」という曲にコーラスで参加しています。

■慎吾ママ『慎吾ママのおはロック』 2000/8
当時、近田春夫さんの連載「考えるヒット」には
こんな事が書いてありました。
『メディア的なしかけが功を奏したということもあるが、
それに見合った適度な”やっつけ仕事”ぶりも大きくヒットに
貢献している〜中略〜ここまで堂々とナメていると小気味良い』
確かにピチカートファンからすれば、当時リアルタイムで
聴いたこの曲は「いつもの」小西さんの感じだったわけで
まさかあれほどヒットするとは思いませんでした。

■V.A『BEATMANIA BEST SOUNDTRACK』 2000/8
音楽ゲーム『beatmania』のサントラ・ベストアルバム。
小西さんが提供した「ゲームの達人」が収録されています。
■beret『愛の言葉』 2000/8
男女2組のユニット、beretの「愛の言葉」をリミックスしています。
前シングルでは小林径さんのリミックスが収録されていましたが
そのリミックスを小西さんが大絶賛していて、径さんに負けじと
力の入ったリミックスになっています。
「愛の言葉(Readymade 524 mix)
その小林径さんのリミックスも収録されたアナログ12インチも
リリースされています。

■植木等『雛然知道但無法停止』 2000/11
有名リミキサー・ミュージシャンによる植木等リミックス・アルバム。
小西さんは代表曲を繋げたメガミックス。
「クレイジーメガミックス2001:スーダラ節〜無責任一代男〜
ドント節〜五万節〜ハイそれまでョ〜ホンダラ行進曲〜
ゴマスリ行進曲〜遺憾に存じます〜シビレ節」
クレジットは日本一のリミックス男・小西康陽
■V.A『SOUL SOURCE JAKSON5 REMIXES』 2000/12
世界初の試みとしてジャクソン・ファイブのオリジナルマスターを
使用したリミックスアルバム。当時小西さんはそのマスターを
聴いた興奮をインタビューで語っていました。
「I Want You Back(readymade 524 mix)」
12インチアナログ盤もリリースされました。

ここで怪しげな2枚を紹介します。
■-『ダンス天国』 2000
■YOKOHAMA KIYOSHI『Bara Bara2000/Sharona』 2000
どちらも「STRIDE RECORDS」というところからプロモ盤として
出されたアナログ7インチなんですが、1枚はホワイトレーベルで
クレジットがないので詳細不明。もう一枚はクレジットが
「YOKOYAMA KIYOSHI」となっています。どちらの盤も
「ダンス天国」「Bara Bara」「Sharona」と有名な曲をまんま使って
REMIXしてしまったヤバいもの。
2000年のマーキー誌VOL.22号に掲載された「KONISHI WORKS 2000」
のリストにI『Bara Bara2000/Sharona』が掲載されていますので
何らかの形で小西さんが関わっているのだと思います。
音は小西さんが作ったと思われるような....
どなたか詳細がわかる方がいれば教えて下さい。
しかしこのテの事は謎のままの方がいいのかも。
| 固定リンク






コメント
こんばんは。
2000年はじめに、個人的に東京から実家へ戻って生活を始めてしまったのでこの当時のピチカートを積極的にチェック出来なかったのですが、ルパンのリミックス集や「おはロック」は嬉しかったですね。
改めてこの時期は小西さんが歴代の日本の作曲家たちとの結びつき深まった集大成的な意味があるのではないでしょうか。
投稿: 都市色 | 2007年9月30日 (日) 02時33分
ここらへんはもう急ぐように買いましたね。オハロックは27時間テレヴィで見て買いましたが、パンチザモンキー3のよしおさんmixはルパンのテレヴィシリーズのオープニングでしたし、植木さんのメガミックスは小西さんDJで踊った思い出もあります。
フランクチキンズのは正直アナログ見せてもらったのに買えなかったのが後悔してます。
投稿: クマックス | 2007年11月 7日 (水) 00時03分
クマックスさんこんにちは。
馴染みの盤が多いようですね。
「フランクチキンズ」は結局アナログしか
リリースされませんでしたので
チョッとレアなものになってしましましたね。
いずれ何かの編集盤にでも収録されればいいのですけど。
投稿: Cytoron | 2007年11月 7日 (水) 07時31分