1993年..3『EXPO2001』『東京は夜の7時』
1993年11月にはリミックスアルバム
『EXPO2001』がリリースされました。
まだ、リミックスアルバムというものが、それほど
一般的でない時期だし『ボサ・ノヴァ2001』のヒットの
次に出すアルバムとしては少し冒険というか。
当時の小西さんのインタビューで
「リミックスの人たちって旬があるからね。
その旬がまたすぐすぎちゃうんだよね。このアルバムで
頼んだ人たちってわりと大御所になるんじゃないかな?」
日本勢の方々は今では見事に大御所ですね。
リミキサー陣はテイ・トウワ、サトシ・トミイエ、石野卓球、
JAZZA DELIC、CHAPTER&THE VERSE、
SAINT ETIENNE、TELEX。
このアルバムも『ボサ・ノヴァ2001』同様
初回盤は透明のケースにシール張りのジャケット、
ポストカードが4枚付属していました。

同じく11月にアナログ2枚組の
『FREE SOUL 2001』がリリースされました。

基本的には『EXPO2001』のアナログ化ですが
「ゴー・ゴー・ダンサー」(TELEX BACKING TRACK)、
「フラワー・ドラム・ソング」(FLOWER FOLK SONG)、
「マジック・カーペット・ライド」(JAZZ A DELIC FULL MIX)
「フラワー・ドラム・ソング」
(THE SATOSHI TOMIIE ROYAL INTERPRETAION)、
「キャッチー」(BONUS GROOVE)、
そして「スウィート・ソウル・レヴュー」のシングルに
カップリングとして収録されていた
「スウィート・ソウル・レヴュー」(TURTLES IN THE NIGHT MIX)
の6曲がこのアナログ盤にのみ収録されています。
12月にはシングル『東京は夜の7時』がリリース。
このシングルはフジテレビ「ウゴウゴルーガ2号」の
オープニングテーマとして制作されました。
矢野顕子さんの曲に同名の曲がありますね。

この一年のピチカートはめでたくヒットを出し
これから新たな展開になっていきますね。
ピチカートだけでもリリース量がすごかった訳ですが
その合間を縫って、相変わらず小西さんは勢力的に
仕事をしています。
では1993年の小西さんの仕事です。
■井上睦都実 『抱きしめたい』 1993年2月
ファーストからのシングルカットですが、
READYMADE MIXとなっておりアルバムと
はバージョンが違います。 カップリングの
田島貴男さんの曲 「東京タワー」もアルバム
とは、バージョン違い。小西さん、田島さん
の曲のカップリングでピチカートファンには
うれしいシングルですね。
プロモビデオの監督も小西さんです。
■アンナバナナ 『天国のテレビ』 1993年2月
以前、田島貴男さんもプロデュース
していた、アンナバナナさんのシングルを
小西さんが編曲、プロデュース。
カップリングは、Redymede vsGirl Girl Girl Remix。
■広瀬香美 『グッド・ラック』 1993年3月
広瀬広美さんが書いた「あたしの財産」
「左手」 の2曲を小西さんが編曲。
小西さんのアレンジと広瀬さんの歌に
少し距離感を感じてしまいます。
■電気グルーヴ 『Flash papa MENTHOL』 1993年5月
電気グルーブのファースト
「フラッシュパパ」のリメイク盤。
小西さんは「生ごみOH2」をリミックス。
ピチカートのBOSSA NOVA2001収録の
「ソフィスケイテッド.キャッチー」と
同じアレンジでリミックスされていて楽しいです。

■Tokyo Coolest Combo 『IN TOKYO』 1993年7月
トーキョークーレストコンボの3枚目のアルバム。
小西さんは編曲、プロデュース。今回はこの時期の時代を
パックした選曲になっています。
ピチカート、オリジナルラブ、U.F.O、 フリッパーズ等の
曲を演奏しています。
写真右はドイツでリリースされたもの。
収録曲が若干異なります。

■A.K.I.PRODUCTIONS 『JAPANESE PSYCHO』 1993年7月
ラッパーのA.K.Iがカバーしたなんとも、
ハードコアなピチカートの「万事快調」。
コーラスで小西さん野宮さんが参加しています。
■井上睦都実 『夢で逢いましょう』 1993年7月
彼女のセカンドアルバム。
小西さんは,「屋根の上で」という曲を
作詞、作曲しています。編曲は、マイケル.ラフ。
田島さん、高波さんも曲を提供しており、曲のクレジットを
見ているとまるでピチカートのアルバムですね。
■三波 春男 『恐竜音頭』 1993年7月
三波春男さんのシングル。
「恐竜は生きている」の編曲を小西さん。
作詞秋元康、作曲吉田智。
ジェームス・ブラウンなアレンジで
三波春男さんが熱唱しています。
右はアルバム。

■Young.Gifted and five
『Young.Gifted and five』 1993年8月
桜井鉄太郎さんプロデュースによる
5人の女性シンガーによるショウケース的な
アルバム。小西さんはEDITとして
クレジットされています。
■小西康陽 『愚者の代弁者、西へ』 1993年11月
シティボーイズ公演「愚者の代弁者、西へ」の
サウンドトラック盤。小西さん作曲、編曲、プロデュース。
アナログ盤も存在します。
写真右は新装版。

■V.A 『house side of eight ball』 1993年11月
NYのハウスレーベルEIGHT BALL
レーベルの日本編集のオムニバス。
小西さんはLECTROLUVの「IF WE TRY」を
福富幸宏さんとともにリミックスしています。
■GIRL GIRL GIRL homme 『弾丸を噛め』 1993年12月
「弾丸を噛め」作詞、小西さん、作曲、 桜井鉄太郎&窪田晴男。
後にリリースされるEP収録バージョンとは異なります。

■Tokyo Coolest Combo
『MUSIC FOR DECEMBERS CHILDREN』 1993年12月
クリスマスにあわせ出されたトーキョークーレストコンボの EP。
「SANTA MABY」「SANTA CLAUSE IS COMING TO TOWN」
ピチカートの「神の御業」等を 演奏しています。
■Tokyo Coolest Combo
『FIVE LIVE COOLEST COMBO EP』 1993年12月
『MUSIC FOR DECEMBERS CHILDREN』 一緒にリリースされた
ライブEP。「SWEET SOUL REV VUE」、「JAMES BOND THEME」、
「LIGHT MY FIRE」等演奏されています。

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コメント
あーこの辺はもう、最初にハマった頃なので、凄く思い出深いですね。
最初に買ったのはExpo2001でした。石野卓球リミックスが入っているから、という理由でオリジナルリリースよりも先にリミックス盤を買っちゃったんですよ。
相手のディレクターが困り果てたとラジオで卓球が言ってました。なにせ完全アシッドテクノですからね。あの曲の発展系がその後の電気グルーヴの評価を決定づける名作「Vitamin」収録の「新幹線」に繋がって行くわけで、このリミックス盤の企画はデカかったんじゃないかと。あと、Tei Towaの「万事快調」はオリジナルを超えたと個人的には思っております。
「東京は夜の七時」は、リリース直前にStudio Voice誌で矢野顕子のアルバムからのパクリですっぽい事を宣言していましたね。
長くなっちゃいましたが、一番好きな頃なので(ここからoverdoseリリースまでは減点の要素無しって事で)
投稿: katt.jp | 2007年4月22日 (日) 20時53分
ここに挙がった仕事で一番僕が好きなのは、Tokyo Coolest ComboのGroove Tubeですね。これは素晴らしい出来です。
今でもよく聴いています。
投稿: yoshi | 2007年4月22日 (日) 21時42分
シティボーイズのライブにあの年に初めて行きました。とても面白かったです。
小西さんのモリコーネ風のサウンドも良かったです。
公演名は正確には「愚者の代弁者、西へ」ですね。
当時のマネージャー氏の坂口さんは今では日本一のバカラック博士ですね。
katt.jpさん同様、僕も石野卓球さんのリミックスに驚きました。アルバム「ビタミン」の「新幹線」との関連も同感です。
投稿: 都市色 | 2007年4月22日 (日) 22時32分
mixiからきました。
EXPO2001もその後に出たアナログ版も買っちゃいました。
EXPO2001はMagic carpet rideとThank youが好きでした。
万事快調はボサノヴァ風でしたっけ?
手元にCDがないので分からないのですが・・・。
高波さんが脱退してOverdoseが出て来いてみたら、やっぱりちょっと今までと違うと思って、そこで熱は冷めちゃいました。
それ以降はリアルタイムでは聞いていません。
今聞くと、それ以降もいい曲がいっぱいあるんですけどね。
投稿: きー | 2007年4月23日 (月) 04時09分
石野卓球リミックスはビックリでしたね。
この時期は2月に電グルのオールナイトニッポンに
小西さん、野宮さん、小山田圭吾の3人が出演し
ピーエル瀧の握った寿司を食うというなんとも
ムチャな企画を思い出します(苦笑)
都市色さんいつもすいません...
投稿: cytoron | 2007年4月23日 (月) 07時00分